アボカド日記

都内に住む20代の女が思ってることをつぶやく(語る)ブログです。

いよいよ(もう)出発!

1ヶ月後に海外旅行に行く!」と言って、出発はもう、明日である。あっという間。時間が経つのって本当に早い。

行き先は、スペイン🇪🇸。最大の目的は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を歩くことで以前「興味がある」と書いたあの道。毎日20~30kmくらい歩いて、スペイン北西部の街、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す)、1ヶ月のフルコースではないけれど、道の一部を2週間ほど歩く。その前後にバルセロナとロンドン(友人を訪ねるため)をくっつけて、約3週間で帰国する。

 

私は、この旅に何を期待しているのか(ちょっと大それた言い方ですが)

最初のきっかけは、「面白いの最高地点更新したい」だった。恐れ知らずに未知に飛び込み、知らなかった世界を知る。学生時代の旅での経験は、そういう未来に開けていくような、明るさ、ワクワク感があった気がして、それをもう一度味わいたいなと思い、計画を立て始めた。

けれどそのうち、「なんか違う」気がしてきた。「あの頃の面白さとは全く別にして、今の私で面白さ(だけじゃないかもだけど)を感じればいいじゃん」。そう思うようになってきた。

仕事を辞めてしばらく経ち、改めて自分を見つめる時間がたくさんあり、その中でだんだん、私はずっと、私以外の何かになろうとしてきたことに気づいてきたのだ。「私は私」なんて、よくある言葉なのだけれど、本当に理解するのって結構難しい。私に関して言えば、最近になってやっと私らしさを理解したり、受け入れたり、そういうことができるようになった。

その上であの頃の旅を振り返ると、「ちょっと無理してたな」と思うのだ。思い切って無茶な行動をして、そのおかげでたくさんのものを得たけれど、実はあれも、「自分を変えたい」気持ちがどこかにあっての行動だったのかもしれない。今はそう思う。

私はもう、あの「面白さ」は、いらないな。ただ、いつもと異なる風景を見て、人と関わって、今の私が何を感じるのか。あるがままに感じれば、それで充分。

 

と、あれやこれやこねくり回していますが、結局今一番の気持ちは「海外旅行楽しみ〜〜!!!!」である。まずは無事、荷物も失わず、最初の目的地に辿り着くこと。気を引き締めていかなければ。

 

安全に、無事に、旅を終えられますように🙏
あわよくば美しいもの、面白い人にたくさん出会えますように🙏
行って参ります!

旅行の準備したり、ChatGPTで遊んだり

日記というより徒然メモ。

旅行準備。だいぶ旅行先の地理に明るくなってきた。アクセスの良い場所を選んでホテルを予約。

私の場合、ホテル選びで大事なのは、圧倒的に立地と値段。特に都市の観光では、各所へのアクセスが良いターミナル駅から徒歩数分内で選ぶ。値段だけ見て郊外のホテルなんかをとってしまうと、毎日出かけるのにいちいち時間がかかって勿体無い。

今回私が選んだホステルは、地下鉄がいくつも乗り入れ、空港からのアクセスも良い街の中心。完璧だ(ワクワク)。

ChatGPTを体験してみる。

映画と漫画の主人公やストーリーが違うことはキャッチできなかったよう。間違ってはないけど、「面白い」ポイントが一般化されすぎてて面白くないな。

 

これはなかなか良い回答なのでは。無難な回答。

 

日本人が納得できそうな情報を集めてくれた。納得はできなかった。

 

そもそもChat GPTの仕組みとは? 中学生レベルにしてもらいました。ふむふむ。

 

小学生レベルってどない? と思って実験。微妙に簡単にしてくれている。

 

AIエンジニア(?)向けにはこんな感じ。いろんなレベルに合わせてすぐに書き分けてくれるのは便利。

 

あっていないところもあるのだけれど、このレベルで情報を一瞬で集めて編集して伝えてくれるのはとっても便利。そもそもググって出てくる記事の多くは何かを売るための文章であることを思うと、何も売ろうとしてこないChatGPTで聞く方が快適な体験ができているかも。が、きっとあっという間に広告として使えるサービスになるんだろうな。

もともと、読むことで「面白いな〜と思う体験」を得ている文章は「何が書いてあるか」より「誰が書いているか」の方が大事。だから人間が描く文章がなくなることは無いと思うけど、情報を伝えるためのライティングの仕事は大きく変わるんだろうな〜。あとAI生成の文章の真偽を確かめる、っていう仕事が必要になりそう(もうなってるかも)

仕事とは結局「翻訳」なのでは?という話をシェアメイトとしたことを思い出す。これは長くなるので後日また書くことにする。

旅行後の就職について考え、私ができる仕事があるのだろうか?と不安になる。次の瞬間、「いや、絶対ある。あると思って落ち着いて行動することが大事」と自分で自分を励ます。

面白そうだなと思う業界や職種。体調や精神的な安定のために、なんでもOKとは言えない労働時間。自分のこれまでの経験とできると思えること。そして自立して生きていくために「これくらいは欲しい」と思う給与。いろんな意味で、これならやっていけると思える仕事があるのか。

あるよ。大丈夫。不安になったり強気になったり、安定しないけれど、そんな自分でも付き合っていかなければ。

【あと29日】歯が痛い

歯が痛い。歯列矯正をしているので、その痛みだ。

やったことある方はご存知だと思うが、歯列矯正って1ヶ月に一回お医者さんのところに行って、新しいワイヤーやゴムをかけて歯に圧力をかける。圧力をかけてから数日は歯が強く押されて痛みが出るが、歯が動いてきて(あとゴムが伸びてきたりして)「あ、そういえば最近全然痛くないな」と思った頃に、次の通院日がくる。また圧をかけられる→痛い→「あれ最近…?」→圧をかけられる→痛い→「あれ最近…?」→圧をかけられる→(以下同)。その繰り返しを約2年やって、歯を動かしていく。

私は大人になってから、自分の意志とお金でやってるので「終えた暁に手に入るものを思えばなんのこれしき」という感じだが、大人に「やれ」と言われてやってるお子さんは大変だなと思う。担当医が言っていたが、歯列矯正は「本人の意志と覚悟」が非常に重要。だって、普通に痛いし面倒だしご飯食べにくいし、面白いことは何もない。子供って自分の歯並び気にしてないこと多いし、「あんたの歯はダメだから直そう」って親に言われるのって、その方が傷つかないだろうか。

けどやっぱり、お金を出してくれるのはありがたいし、子供の時にやれば顎の形から影響を与えることができるのでより根本的に治療ができるらしいし、歯は一生物だし。お子さんを思っての投資だと思うのでそれも愛ゆえに、なので難しい。ただ、「本人の意志と覚悟」は必要だと思う。本当に。

で、昨日が私の「圧力かけ日」だった。だから今日はそんな歯の痛みに耐えつつ、ルームメイトのお遣いを引き受けひとっ走りし、確定申告(医療費控除)を済ませ(めちゃくちゃ時間かかったのに還付金は驚きの165円……!)、返信しなきゃと思いつつ2〜3日寝かせていたメール・LINEを3件返し、旅行に向けて保険内容と連絡先を調べ、当日の現地イベントを調査し、やろうと思っていたことを一通りできた。

でも出発までは、あと29日。あっという間だ。やらなければいけないことはもっと色々あると思う。え、それこれから毎日カウントするの?と思った方、はい、そうです。多分毎日カウントします。旅行は「あと何日」と指折り数えることから始まっているのです。お付き合いいただければ幸いです!(途中で飽きたらすみません🙏)(いや飽きるなよ)

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出発まであと【29日】

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海外旅行保険の内容・連絡先調べた

イースターのイベント調べた

・行きたいところマッピングした

海外旅行ってやっぱり面白い、はず

ここ数日、ちょっと「良いこと」を書きすぎている気がしており、このままだと飽き性の私が、書くのが億劫になるという事態が発生しそうである。あまり、読んでくださる方を意識しすぎるのも良くない。私のブログサステナビリティを優先し、今後はもう少し適当に記事を書いていくぞ、と思っているので何とぞよろしくお願いします(勝手にしろよ)

 

今私は、ある旅行の準備を進めている。実は昨日の夜、航空券も買ってしまった。行き先はヨーロッパのとある国。もういくしかない。きっかりあと30日後、私は4年ぶりの海外旅行に出発する。あぁ、不安だけど、ワクワクしてます!

今日本屋に行って、旅行先のガイドブックを買ってきた。悲しいことに、どの出版社もこの3年間新しいガイドブックを発行していないようだ。みんな2019年版で発行が止まっていて、あっ21-22年版!と思ったらハワイとか台湾とか、限られた国だけ。あの『地球の歩き方』さえも、『日本の歩き方』なる日本国内ガイドブックを発行する方向で生き残りを図っているようで、あれあれ、日本人の海外旅行文化は2019年を最後に消滅してしまったのか?という「時止まり」具合だった。

これは本当に、日本人がコロナを機に海外に遊びにいくということを忘れかけてる状況なのではないか? 先が見えないと言ったって、もうコロナ対策は終わりに向かってるし、行こうと思えば行ける状況ではあるはず。それでも各社がガイドブックを作らないということは、需要が見込めない、ということなのかもしれない。

日本人の給料は上がらず、世界の物価は上がってるんだから、当たり前なのか。円高の時はまだ良かったけれど、この円安では。かくいう私も、きっとこんな機会がなければ、将来のための貯金を優先していたかもしれない。

けどやはり、海外は日本国内の旅行とは全然違うワクワク感があると思うのだ。実際もう、本屋のガイドブックコーナーだけで私は興奮している。あそこも行きたい!あれも食べたい!これも買いたい!あぁ、あぁ、あぁ!!!!

お金が無限にあれば。しかしそんな夢を語っても仕方ないので、慎ましく、けどせっかく行くのだからお金で機会を諦めることはせず、メリハリのある旅行を目指そうと思う。

 

あと30日。あと30日で、私は旅立つ(浮かれずにちゃんと備なさいよ!)

神保町の居酒屋で一人飲みからの多国籍ホステルでお茶

ふー。久々に居酒屋で飲んだ。

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女27歳。居酒屋で芋焼酎、ガツポン、味噌焼きトン(カシラ・ハラミ)、肉味噌冷奴、モツ煮を頼んで食べ始める。

美味しいな……。これだけ味の濃いもの久々に食べた。脳にアルコールが回りふわふわしてくる。

周囲は仕事帰りのサラリーマン。おじさん率70%くらいか。あとはおばさまと若い男性グループがちらほら。20-30代の女の子(と言っていいのか迷い始めている)は私以外は店員さんくらいしかいない。

周りのお客さんの会話が聞こえてくる。

「早くマスクなしの世界になんねぇかね?」「そうすねぇ」「それよりお前、ボトル入ってたよな、なんて名前だっけ」

そうか、こういう時間を過ごしてたから、頑張れたのか?ジャパニーズサラリーマン(それだけじゃないけど)。仕事が関係あったりなかったり。結論を出すための会話じゃない。思いつくままで発する言葉。あれね、きっと女の子がいたらできないゆるさもあるんだろうな。

味噌焼きトンが美味しい。芋焼酎がなくなった。すみません、鍛高譚のロックお願いします〜。

目の前には常連さんたちのキープのボトル。ありましたね、この文化。学生時代蕎麦屋でバイトしてたときのことを思い出す。おかみさんは常連さんの顔みんな覚えてて、来店された時からボトルは出しやすい場所に出してある。「お願いね」。それだけで持っていける状態になってたな。

属してるコミュニティが多いほど、精神は安定する。先日どこかで聞いた言葉。意味があろうとなかろうと、定期的に集まって、飲んで、思ったことを言えるこのコミュニティ。あるかないかで心の安定、きっと全然違うんだろうな。

お会計お願いします。

2310円。定食食べるより高くつくけど、これは人間に必要な時間と空間だなぁ。

 

ふわふわした頭で街を歩く。神保町って面白い街。古本屋が有名だけど、スポーツ用品店とか音楽系の店の多さも特徴。それから改めて見るといい感じの居酒屋も多い。何度も来たことあるけれど、今日はなんだか違って見える。

今日泊まるのは神保町のユースホステル先日ユースホステルの思い出を振り返ったら、懐かしくなって思わず近場のホステルを探してしまった。そしたらあったのだ。海外からのお客さんを積極的に迎えているドミトリーベースのユースホステル、「サクラホテル神保町」。

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ふー。酔い覚ましに、テラスであったかいお茶を飲む。同じテラスでは、日本人と中国人とブラジル人かな。思い思いに何かを熱弁している。

「仕事嫌い!この面白くない仕事を一生しなくちゃいけないのかと思うとしんどくて」「けどあれだよね、日本のいいところは正社員になれば、レイオフされないところ」「安定ね!日本人の一番好きなやつ!」

みんな同じ。仕事の悩み、多いね。

「漫画の中には尖ってる人多いから、日本人は尖ってる人いるのかなと思ってきたけど、思ってたより“みんな同じがいい”って圧力強かったな」「わかる!騙されました〜笑笑」

面白いなぁ。思ったこと大きな声で言えてて、それだけで「レイオフされない安定した職場」より健康かも(もちろん安定した収入源は変え難い価値があるけど)。

 

神保町、人間が出てるな。居酒屋にしろこのホステルにしろ。自宅からたいして離れてない、知った街だと思っていたけど、旅人気分で眺めると面白い。

やはり旅は、必要だ。日常送るためにも、必要。私やっぱり、旅立っちゃおうかな。

旅だっちゃおうかな〜

先日から高まっている旅欲。実は、気になる目的地がある。

スペインのお遍路さん、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路✨サンティアゴ巡礼ツアー特集|西遊旅行

スペイン語でカミーノ・デ・サンティアゴ。通称カミーノ。スペイン北西部、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す約800kmの巡礼路で、中世よりヨーロッパ各地からたくさんの巡礼者が訪れ、沿道には教会や街が発展した。

フランスからピレネー山脈をこえる「フランス人の道」やポルトガルから伸びる「ポルトガル人の道」など複数のルートがある。

歴史の中で一度は廃れてしまったカミーノだが、20世紀末からは「歩く旅」が人気になったこともあり再び注目を集める。コロナ前の2019年には年35万人が訪れるまでになっていたそう。去年からはまた巡礼者が訪れるようになり、今年の夏は爆増が予想されているとのこと。

歩くのが基本だけど、バスや自転車に乗ってもOK。ただ、歩くとなると最もポピュラーなフランス人の道は最低1週間(ゴール手前100km歩けば証明書がもらえる)、800kmの全行程制覇するなら1ヶ月は必要です。

 

以前、働いていた職場の旅好きのお姉様からその存在を聞き、ずっと頭の片隅にあったカミーノ。歩く旅、いいなぁ……。1ヶ月もかかる旅、行くなら絶対今でしょ!(←失業中)

思い立ったら即行動。とりあえず航空券の値段を調べ、各国のコロナ関連の入国条件を調べ、あと失効してしまったパスポートの再発行手続きについて調べました。

そして航空券の予約には旅券番号が必要なこと、パスポート再発行には戸籍謄本が必要なこと、パスポートの申請には最低6営業日必要なことが判明。

ということで、本日戸籍謄本を入手しに本籍地へ(日帰りできる距離です)趣き、東京へ舞い戻ったその足で有楽町のパスポートセンターへ。その場で写真撮って申請して、引換券をゲットしてきた。

 

いや、まだ行くって決めたわけではないです。かかる費用とか計算しないと。今航空券高いし、円安だし、何より世界的にちょっと情勢不安だし、スペインはめっちゃインフレだって聞くし……!

 

けど、実家にて

「スペイン行こうかな〜と思ってるんだよね」
「歩く旅、いいよね、行っちゃおうかな〜」
「ありかな〜」

話しかけるでもなく言う私に、母は言いました。

「あんた、やるって言ったら本当にやるからな」
「行っちゃうね、コレは」

 

うん、確かに、会社も辞めるって言ったらすぐ辞めたしね。悩んでる時間も長いけど、やると言い出したら絶対やる「思い切りの良さ」は、私の特徴だと思う。

とりあえず、パスポートがあればいつでも行けるので。とりあえず、情報を集めて損ないので。とりあえず、とりあえず、とりあえず……!

 

落ち着いて。たくさん情報を集めて。旅に備えよう……!(いや、もう行く気満々じゃん!)

ユースホステルの思い出

今、ホテルの仕事に興味がある。特に、若者向けのユースホステルとかの仕事。

大学生の時、貧乏旅行で泊まった国内外のゲストハウスやユースホステルが、私の中で自由と楽しさの象徴になってる。日常を置きっぱなしにして遠くまでやってきた旅人たちが集う場所は、どこか現実離れしてて、人と人の垣根が不思議と低かった。世界中の若者が集まり、居合わせたもの同士で出かけたりすることもあった。オーナーは大抵旅好きで、どこか変わった人が多かった。

特に記憶に残っているユースホステルをいくつか挙げてみる。

鉄輪ゲストハウス

大分県別府にある、鉄輪温泉にあるゲストハウス。住宅街の中にある普通のお家と言った感じ。温泉が多く、町中から湯気が立っているような街で、歩いて行ける距離に日帰りで入れる温泉がたくさんある。オーナーのおじさんはバイク好きで、旅人を嬉しそうに迎えてくれる。押し付けがましくなく、他人行儀でなく、居心地が良い人。2月か3月でまだ寒かったけど、お家にはストーブが炊かれていて暖かかった。同じ日に学生で、自転車だと思うんだけど、男の子が1人居合わせて、おじさんとみんなでおしゃべりした。

ライダーハウスみどり湯

北海道稚内にあるホステル。温泉併設で、宿に泊まると使える。温泉は近所の人も利用するから、地元のおばちゃんに「どこからきたの」と話しかけられたりする。「稚内の冬は、雪はそんなにだけど、風が強くてそのせいでものすごく寒いんだよ」みたいな話をした。お湯がめちゃくちゃ熱くて入ってられなかった。オーナーは癖の強いおばちゃんで、リビングにはミラーボールがあって、毎夜宿泊客で晩酌をする。ここで出会って結婚したカップルが多いとかで、噂を聞きつけて泊まりに来てるお姉さんもいた。

ログ由縁

北海道富良野にある元ライダーハウス。美瑛・富良野あたりは丘陵地帯なので起伏が激しく、ログ由縁は高台にあったので行くのが大変だった記憶。オーナー自ら作ったとかで、手作り感がすごいログハウスだった。常連さんも多くて、旅人に愛されてる感じ。買ってきたワインとかチーズとかあけて食べた思い出。夏とはいえ夜は冷えるんだけど、部屋も寝具もしっかりした感じであったかかった。外国人も多くて、一緒の部屋はオランダ人の女性グループ、キッチンで料理してるときは台湾の家族と一緒になった。今調べたら、オーナー変わって事業拡大している模様。

安曇野バックパッカー

長野県安曇野のゲストハウス。高台にあって、一面の田んぼビューとその先に日本アルプスの青い山々が臨める。屋上テラスみたいなところがあって、そこで朝やけを見ながらチャイをご馳走になった。なぜチャイかって、オーナーの奥様がミャンマーの方だから。そこここにミャンマーグッズが置いてあって独特の雰囲気。超人懐っこいワンコがいて、一緒に遊べる。いわさきちひろ美術館が近い。安曇野の澄んだ空気が懐かしい。

あひるやゲストハウス

台湾、高雄のホステル。ビルの中にある。台北の飛行場からほぼ丸一日バス乗ってたどり着いて、「あぁやっと着いた……!」って安心した記憶。若者ばっかりで、知り合った人同士でご飯行ったり。フェイスブック交換していまだに繋がっている人もいるけど、残念ながらあまり連絡は取ってないな。日本のライダーハウスと比べると、シャワールームとか部屋数とかも多くて「大型グローバルゲストハウス」って感じ。高雄の町の、暑くて雑多な感じがよかったな。

藍色天空青年旅舎

中国福建省武夷山の麓にあるホステル。Googleマップに引っかからないからもう閉じているかも。留学中に同級生のカナダ人とアメリカ人の3人で行って、オーナーのおじさんと楽しく過ごした思い出。おじさん面倒見良くて犬のお散歩がてら近所を案内してくれた。リビングにでっかいオーディオセットがあって、暑すぎて出かける気を失った私たちは、音楽かけて踊って遊んで過ごしたなぁ。夜はおじさんの友達とか同じ日に泊まってた人たちとかみんなでご飯買ってきて食べた記憶。

北京青年酒店(beijing sunrise youth hostel)

中国北京のユースホステル。レセプションも部屋もシャワールームも効率的で、まさに大型国際ユースホステルって感じ。いろんな国の人が来てた。猫がいて、レセプション前のベンチで中国人の男の子と猫と遊んだ記憶。外のベンチでタピオカ飲んだりもできて、カナダ人(多分)とダラダラ喋ったりご飯食べに行ったりした。ここはオーナーがやってるって感じじゃなく、若いバイトっぽい中国の女の子たちが仕切ってたな。市内バスで北京市内を走り回ったな。今日記見たら12泊してて、学生って暇〜。

 

今思えば、学生時代は怖いもの知らずに随分いろんなところに突っ込んでいっていた。勢いだけで、下調べもそこそこに。勇気があるというか、想像力がなかったというか。危ない思いをしなかったのは、ただ運が良かっただけ。親は心配だっただろうなぁ。

随分面白い体験をしたと思う。ちょっとしすぎたくらい(おそらく経年フィルターで美化もされている)。あの頃に比べると、ここ数年はあまり思い切った挑戦をしていない気がしてしまう。コロナで世界が動きを止めてしまったせいか、私自身の生き方が慎重になったせいか。今だって行こうと思えばどこへだって行けるはずなんだけど、なんだかあまり勢いが出ない。

年か。年を気にしているのか。大人だしちゃんとしなきゃ、ふらふらしてる場合じゃない、と。あとはあれか、転ぶ痛みを知ったから、思い切り走るのを躊躇うようになったか。どっちもあるな……。

ホテルの仕事に興味がある。なら、やってみればいいのに。けど大人になった私が思いを固めるには、もう少し時間がかかりそう。