アボカド日記

都内に住む20代の女が思ってることをつぶやく(語る)ブログです。

双極傾向があると知ってから、自分を押さえ込みすぎていると思う

私の自己認識の一つに、「双極性障害」がある。

社会人になり働き始めたある時、イライラして攻撃的になり、頭がフル回転して止まらず、思っていること感じていることを何のオブラートにも包まず(むしろ相手を傷つける目的で)投げつけて、多くの人に迷惑をかけることがあった。自分ではコントロールが効かず、正気になってみると自分でも「なんてことをしてしまったのか」と思うような言動だった。自分自身への信頼を失い、大きく傷ついた。

しかもその後大きな鬱が来て、頭は重いし体はだるいしで仕事がままならず、躁状態の時に大きなことを言った分、周りの人たちがどう思っているのかが気になり、居心地が悪くなってしまった(今思えば私が思っているほど気にしていなかったんだと思うけれど)

気分が落ち込み涙が止まらず、あまりにしんどくて「うつ病だという診断をもらって仕事を休もう」と思って初めて受診した心療内科で、「あなたは鬱ではなくて、双極性障害かもしれない」と言われ、初めて双極性障害というカテゴリーに自分が当てはまることを知った。

医者に勧められた双極性障害の特徴を解説した資料を読むと、あの興奮状態、イライラは、混合状態(気分は鬱、行動は躁とチグハグな状態)であったのかと腑におちた。そのほかにも、「無理をした反動で激しい鬱になる」とか「徹夜や無理に予定を詰め込んだりといった生活リズムの乱れで躁転する」など、なるほどと思う点がいくつもあった。

ただ、躁転したところを医師が確認できていないため、はっきりと双極性障害であるという診断をもらえたわけではない。あまりに躁転が恐ろしくて、自分で自分を抑え込むような生活を送り続けた結果、数年前のあの事件以来明らかな躁は現れていないのだ。元々軽度の方なのであろう。だから私は「双極性障害である」と言っていいのかよくわからない。

私の場合、おそらく症状の重さ以上に、「油断するとおかしなことをするかもしれない」という過度な不安が、大きな問題になっている。あの時失った自信が、先日ブログにも書いた「お前なんかダメだ」モードにもつながってしまっていると思う。

同じような状況の人はいないか、とインターネットを泳いでみると、このような記事があった。

sakura212.com

「過剰な不安」は手放しましょう。

必要なのは「適度な不安」です。

これが私にとっては、難しいのだけどね。

 

あまり、気にしなくていい。生活リズムを守りつつ、あんたはもうちょっと人生を楽しんでもいい。最近はそう自分に言い聞かせている(なかなか洗脳できないのだけれど)。

また、書いていて「症状がないけれど不安で押さえ込みすぎてしまう。自信が持てない」という状況を医師にそのまま相談してみても良いかもしれないと思った。あまり、自分だけで背負い込まないこと。私を支えてくれる人はたくさんいるはず。もう少し周りを頼ること。

 

私は診断や治療を受けている訳ではないため、周囲にもあまり「双極かも」とか、悩んでいることを話せていません(一度「そんな大したことじゃないよ〜」と言われ、話しづらくなった)。けど抱えている思いを話したいと思って、書かせていただきました。同じような方がもしいらっしゃれば、ぜひお友達になってくださいませ。よろしくお願いいたします。