アボカド日記

都内に住む20代の女が思ってることをつぶやく(語る)ブログです。

植物をお世話するように、周りの人のことを想う

今朝、散歩に出ようと玄関を開けると、雨だった。起きてすぐにカーテンを開けて外を見たのだけれど、あまりに静かに降ってるので気が付かなかった。

傘をさして歩き出すと、空気がちょっと生ぬるくて、ダウンを着ていると暑いくらいだ。なんだかもう、春の雨。冷たく乾燥した風に毎日毎日わぁわぁ言う生活も、もうすぐ終わり。すぐにあの、モワッとした春が来る。

 

自宅に戻って調べ物をしていると、ルームメイトが起きてきて私の背中に手を置き、尋ねるでもなく声をかける。

「調子はどう?雨だけど」

私は天気の影響を受けやすく、コロコロ調子や気分が変わる。だから彼女は「今日のあなたの調子はどう?」と、ほぼ毎日確認してくれる。さりげない、暖かい、優しさ。

「まぁまぁかな、大丈夫」

彼女は私の調子を確認すると、室内の植物たち(種から発芽させたアボカドの苗数株+バラなど)を「元気〜?」と声をかけながら順番に確認し始めた。そうか、分かった。彼女にとって、私はアボカドの苗たちとおんなじ。植物たちに水をやったり、元気がなくなってないか確認するのとおんなじように、私の調子を見ているのね。

発見したことを彼女に報告すると、彼女は笑った。

「確かにそうかも。ていうか私、会社の人たちにもおんなじようにやってるな」

聞くと、毎朝仕事を始めると、同じチームのメンバーたちに「調子はどう〜?元気〜?」と声をかけ、やることを確認し「じゃぁまぁ、みんな頑張ろうね〜」とやっているとのこと。なるほど、植物を育てるようにチームを育てているのか。面白いし、彼女らしい。

 

私たちは、思っている以上に揺らぎやすい。頭で考えているよりずっと。

これから暖かくなったり寒くなったり、調子を崩しやすい季節が来る。せめてお互い思いやりあって、受け入れあって、お世話し合って、過ごしていきたい。

とりあえず、私も彼女を真似して、周りの人に声をかけてみようと思います。ブログを読んでくださるみなさまにも、「調子はどう?お元気ですか?」毎朝遠隔でお聞きしますので、朝が来たら感じてくださいね!(勝手に変なもの送るな!